電子部品

電子部品は、家電製品、工業用電子製品、電気器具に組み込まれた、なくてはならない部品です。これは投資実績に反映されており、電気・電子(E&E)業界における本サブセクターへの投資は62% ( 2021年実績)と最大であり、主として国外投資が全体の投資を推進してきました。

 

本サブセクターは、取り扱う製品の幅広さから、E&E 産業を大きく成長させます。製品は、集積回路(IC)ウエハー、ICデザイン、パッケージング事業のような半導体デバイスから、キャパシター、レジスター、コネクター、インダクター、水晶振動子、オシレーターのような受動部品にまで及びます。またE&E に使用される記憶媒体、ディスクドライブ部品、プリント回路基板(PCB)、LED 基盤およびエピタキシーのような部品、マイクロコントローラー、その他の金属・プラスチック製部品も取り扱います

0.6%

国内投資

(RM6億)

RM929億

2021年の認可済み投資総額

80%

99.4%

国外投資

(RM923億)

RM929億

2021年の認可済み投資総額

0.6%

国内投資

(RM6億)

99.4%

国外投資

(RM923億)

31件

認可済みプロジェクト

12,471件

就業機会

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世界のファウンドリ市場
(2018-2027年、10億リンギット)

コロナ禍の最中、 2021年の世界の半導体ファウンドリ市場は728億米ドル とみられていましたが、推計対象期間の2020-2027年に年間9.6% 成長し、2027年には1,411億米ドルになるとみられます。

半導体エコシステム

半導体産業は、マレーシアの製造業に主要な貢献をしている産業の1つです。そのエコシステムでは、マレーシア企業に比較して、多国籍企業(MNC)のプレゼンスが高くなっています。地元企業の強さと能力は、半導体バリューチェーンの下流部分に密集しており、組み立て(最先端パッケージング)とテスト、システム・インテグレーションを対象領域としています。

 

投資をお考えの皆様は、世界が新型コロナウイルス感染症のパンデミックに直面した時の本業界が見せた強靭さ抵抗力の強さに勇気づけられるでしょう。これは業界プレーヤーの適応性と機敏性をはっきりと示すものです。パンデミックと政府の対応が、製造業 – E&E業界を含みます –の運営に大変な混乱をもたらしましたが、また同時に特定のE&E 製品に対する需要は大きく増大し、半導体全体の成長を促しました。 2022年6 月時点で、マレーシア国民の 83% がワクチンの完全摂取を終えており、パンデミックの影響を緩和するとともに、マレーシアのE&E エコシステムにおける成長機会への道を開いています。

 

私たちは、IC デザイン、エンジニアリング・サービス、ウェーハ製造支援ソリューションや、マレーシアの強力で先端的なIC パッケージング産業のプレゼンスを支援する上下流の半導体エコシステム事業に対する投資の増加を歓迎します。

a) IC / システムのデザイン

b) ウェーハ製造/ フロントエンド事業

c) IC パッケージング/ バックエンド事業 & エンジニアリング・サービス・ソリューション

国内エレクトロニクス企業

マレーシアにおけるMNC のプレゼンスが、技術的革新と熟練技能職を生み出しました。これにより、長年にわたって国内のサプライチェーンが育成され、マレーシアに世界のバリューチェーンに接続する機会を与えました。国内のサプライチェーンもしくはベンダーの最適化により、マレーシアの競争力が増大し、世界市場に浸透することになりました。

半導体

IC デザイン

ウェーハ製造

LED

投資事例

マイクロン・テクノロジーは、最先端のコンピューター技術、特にインダストリー4.0の領域で、革新的なメモリー・ソリューションとデータ保存製品を提供する主導的世界企業です。バトゥ・カワンにあるマイクロンの新しいセンター・オブ・エクセレンスはソリッドステート・ドライブ(SSD)の組み立てと試験を行います。同センターは、2021年の完成後に、電気・電子(E&E)分野において1,000件の高給職の就業機会を創出するとみられます。

- マイクロン・メモリー・マレーシア (Micron Memory Malaysia Sdn. Bhd.)

事業の開始

貴社の投資のためにマレーシアが提供する競争上の優位性と比較優位性を貴社が検討されているならば、MIDAは貴社の事業を全面的に支援します。貴社の事業運営の拡張を援助するための私たち専用のリソース、広範な施設、あるいは事業相談サービスをご利用ください。
マレーシアの製造業部門での事業開始を支援するために必要な書類とガイドラインについてはこちらをご覧ください。
企業は、investmalaysia.mida.gov.my上のInvestMalaysia ポータル経由で、申請の提出と申請状況の確認ができます。
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